管理人の朝食は、時間ある時だけですが、ほぼ献立が決まってます。
朝って時間あんまりとれないので、ルーチンワークになってることって多いですよね。
管理人の平日の朝はだいたい次のような感じです。
- 起床したらまず血糖値測定
- 体重測定
- シャワー
- 朝食(可能なら)
- 出勤
朝食の献立は以下の通り。
- 目玉焼き
- レタス(100g前後)
- トマト(20g程度)
- マヨネーズまたは自家製ドレッシング
- あればベーコンまたはハムまたはソーセージ、木綿豆腐、厚揚げなど
ほぼ毎回一辺倒ですが、まったく飽きません。多分性格ですね。
この朝食、だいたい糖質は6〜8g程度になります。
なので血糖値はせいぜい上がって20mg/dLですので、おそらくはタンパク質の糖化を防げていると思います。
管理人の最大の目的は、合併症を如何に抑えて健康な人生を送るか、ですので、食後の高血糖は出来るだけ避けたいです。
そのためのスーパー糖質制限なのですが、どうしても時間がなくて食べることが出来ない、のであれば、食べません。
1食くらい抜いたって不健康にはなりませんし。
でも、毎日だとどうでしょうか?
朝食を抜くことは「不健康」「太る」「低血糖になる」「力が出ない」、などなど、いろいろダメ出しが多いですよね。
ちょっと勝手な管理人の考察をしてみますと・・・
・朝食を抜くと不健康
どういう根拠があるのかわかりません。
「代謝リズムが乱れる」という記事は見つけたのですが、その理由が曖昧でした。
要は朝日を浴びて活動状態になった身体の代謝リズムを朝食がトリガーになって整える、と言いたいようですが、食事と通常の代謝リズムの関係は、現代社会における食習慣によるものが大きく、人間のそもそもの代謝リズムは食事によって決まっていたものではないのです。
実際のところ、江戸時代中期以前までは1日2食で昼食と夕食のみでした。3食になったのは江戸中期あたりからのようです。
・太る
朝食を抜くと昼にどか食いするから太る、というものだそうです。
どか食いする人はいつだってするんじゃないでしょうか?
ダイエットの題材にするとしたら、そもそもどか食いしちゃいけないんですから、単なる理由付けに過ぎないと思うのですが。
・低血糖になる
「夕食から10時間以上経過しているから血糖値が下がっているので、そのまま朝食を摂らないと低血糖になる」
という理由を上げているサイトがあったのですが、「糖質摂らないと血糖値が下がる」でも書きましたが、必要なグルコースは肝臓がタンパク質や中性脂肪から糖新生してくれますから低血糖にはならないのです。
ただ、目眩や立ちくらみといった現象は様々な理由があるため、一概に「低血糖じゃない!」って言い切りたくはありませんが、多くの場合「低血圧」や「貧血」が原因のようです。
低血圧は主に起立性低血圧と言って、座った状態から立ち上がった際におこるものが多いです。これは血糖値は関係ありません。
なので歩いていて突然立ちくらみや目眩がする場合は、貧血の可能性があります。
貧血は鉄欠乏性貧血が多いと思いますが、それ以外の原因の場合はきちんとした治療が必要です(もちろん鉄欠乏性貧血も治療や対処が必要です)。
いずれにしても目眩や立ちくらみの原因が低血糖というのはちょっとナンセンスです。
本当に低血糖だったら意識失いますから。
・力が出ない
脳の働きが鈍る、と言うことも書かれていますが、これらも根拠はないです。
そもそも力を出すか出さないかは意識の問題ですから、単に「腹が減っては戦が出来ぬ」というレベルですので、食べたければ食べればいいだけなんです。
無理に朝食を抜く必要は無いと思います。
管理人は食べる気がないから抜いてるので。
脳の働きが鈍るなんてのももう良いですよね。
糖新生によるグルコースやケトン体があるので関係ないことです。
朝食は抜いても抜かなくても良いですが、抜きたい人が抜いてもまったく問題はないと思います。
1日2食でも3食でも、1食でも5食でも良いと思います。
ただ、糖尿病人は食後高血糖を避けねばなりませんから、リスクを減らす上では食事の回数も多くはない方が良いですよね。
しっかりスーパー糖質制限されているならそれも気にする必要はないでしょうけど、カロリーの摂り過ぎにはちょっとご注意を。
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