脳のエネルギー源はブドウ糖だけではない

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管理人は医療関係者ではありませんが、タイトル通り、脳のエネルギー源はブドウ糖だけではありません、とはっきり言えます。

これ、アメリカの医学生の教科書とも言える医学書(ハーパー生化学)にもしっかり書かれています。

脳はブドウ糖とケトン体を利用する、と。

ブドウ糖って大概の人は知ってるポピュラーな物ですが、ケトン体って耳慣れないですよね。

ブドウ糖はいろいろな物に添加されてたり、ブドウ糖そのものも粉や飴の状態で売られていて実際に見ることも触れることも出来ますけど、ケトン体はそういった類ではないので、馴染みが全くないですよね。

なのでなかなか覚えてもらえなかったり聞き流されたりするんですが、ケトン体は大変重要な体内の生産物でありまた重要なエネルギー源でもあります。

糖質を沢山摂取している糖質セッシュイストの場合、体内では主にブドウ糖をエネルギー源として動いています(グルコースエンジン状態)。この時、ケトン体は脳における全エネルギーの2〜3割程度しか利用されていないようです(それでも利用されているのです)。

糖質セイゲニストではこれが逆転して、脳が利用する全エネルギーの7割をケトン体でまかなうようになります。残りの3割は摂取した糖質や糖新生で産生されたブドウ糖でまかなってます(ケトンエンジン状態)。

ケトン体は赤血球や網膜などの一部細胞を除いて利用可能なので、糖質制限していても身体はエネルギー源に事欠きません

糖質を摂らなくても、最低限必要なブドウ糖は糖新生で生成されるので、赤血球や網膜その他の細胞がブドウ糖不足に陥る事はありません。

脳のエネルギーはブドウ糖だけ

と言っているお医者様がまだいらっしゃるようなら、その方は勉強不足です

この他、糖質制限しようがしまいが関係なく、普段からケトンエンジンで動いている臓器があるのです。

さて、それはなんでしょう??

続きは次の記事で。

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