さて、久々にやって参りましたこのコーナー。
前回同様、主役はこちら。
はい、ご一緒に♪
♫コッカコ〜ラを飲も〜うよっ!♫
と言う訳で自分の身体の仕組みや状態を自分自身で確認しようというチャレンジ、もといお遊びです。
今回はコンビニで300ml入りのミニボトルを買って参りました。
成分表はこちら。
はい、100mlあたりの炭水化物は11.3g、前回と変わりありません。
で、今回は切りのいいところで200ml飲む事にしました。
なのでこんな感じ。
しっかり測っておきます・・・あれ?ちょっと足りない?
190mlっぽいですね・・・ま、いいでしょう(^^;
前回の計測では1gの糖質あたり3.8mg/dLの上昇でした。
今回190ml飲むにあたって糖質量はおよそ 1.9 x 11.3 = 21.47g となりますので、上がるとしたらおおよそで 21.47 x 3.8 = 81.6mg/dL ほどという予想になります。
では、早速実験開始。
まずは食事前。
ん、ちょっと高いですね・・・朝は98くらいだったんですけど・・・
ちなみに朝食後3時間以上経過してます。
前回のコカコーラ編では朝食前(出勤後)でしたので、今回は朝食後、午後からの計測にしました。
さて、では、いっただっきま〜〜す♪
ん〜、しばらく飲んでいなかったので前回の味を覚えてないんですが、心無しか甘みが減ってるような・・・
気のせいですね。(^^;
はい、ごちそうさまでした。
さて、今回は飲料と言う事で、もしかしたら上がる速度も速いんじゃないか、と思いまして、計測タイミングを1回増やして、食前、食後15分、30分、1時間、2時間としてみます。
有為に差がでなかったら次回以降15分はやめます。
で、早くも15分後・・・
165mg/dL。
ん〜、47mg/dL上昇ですかぁ・・・やはり飲み物とは言え時間はある程度かかるんですかね。
原材料の中のフルクトース(果糖)は比較的早い上昇になるらしいので、その分が先に上げている、と考えて良いかな、と思います。
さて、注目の30分です。
むむっ、きましたね、182mg/dLなので、182 – 118 = 64mg/dL の上昇。
64 / 21.47 = 2.98mg/dL 平均、なので、前回の上昇幅を考えると、まだ上がりそうな雰囲気。
もしかして15分でも30分でもなく、やはりピークは1時間になるのでしょうか。
ちなみに前回は30分だったんですが・・・
ん・・・一応45分も測ってみましょうか?
ちょっと気になりますので。
1セット追加・・・と。
では、45分後です。
あれ、下がってますね。
誤差にしてはちょっと大きいかな。
となると、先ほどの 182mg/dLがピーク、ということになりそうですね。
やはり30分がピークなんでしょうか。
これは1時間後が楽しみです。
さ、1時間後です。
おっと、ほとんど変わりないですね。
と言う事は、やはり食後30分がピークになります。
とりあえず2時間後を待ちましょう。
少なくとも2時間でどれくらいまで下がるか見てみます。
はい、2時間後です。
ほぼ戻りましたね。
管理人はどうやら20g程度の糖負荷なら1時間後も2時間後もなんとかなりそうですが、75gじゃアウトでしょうねぇ;^_^A
とにかく、今回の結果です。
糖質1gは管理人の血糖値を 2.98mg/dL 上げる。
これ、前回の結果と比べて 0.8mg/dL ほど差がありますね。
やはり絶食状態から直後に測定した場合と、食後3時間で測定した場合では上がり方が違う=インスリンの追加分泌の出方が異なるようです。
糖質制限しているとインスリンの追加分泌が少なくなる、あるいは遅くなるという話がありますが、どうもそれに該当する結果に思えます。
管理人の場合は 1mg/dL 近くも差が出ますから、結構有為な差ですね。
もしかすると朝食を摂らないまま午後に計測した場合、同様に 3.8mg/dL くらい上がるんでしょうか?
これはまたやってみないとわかりませんね・・・
ん〜、朝食抜いて午後にコーラだけ・・・ですかぁ・・・;^_^A
考えておきます・・・
コメント
コーラ実験続編お疲れ様でした。
今回は45分も測定されたのですね。
ともあれ、カルフさんの場合は教科書通りの「セカンドミール効果」が現れてるわけですね。
前にも触れましたとおり、私の場合、この真逆パターンになる(朝食時のみ、他の食事・おやつの時に比べて糖質1g当たりの血糖値上昇が半分ぐらいにとどまる)のは一体どうしてなのか、人間の身体ってわからないことだらけですね。
ところで・・・カルフさん、「コッカコ〜ラを飲も〜うよっ!」って、こちらの読者の半分ぐらいの方は「?」なのでは? 私は勿論知ってますよ、「コッカコ〜ラを冷やしてね!」(笑)
えりのすけさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
いや~、どうなんでしょうかね・・・アンケートでも取ってみますか。
問い:「♪こっかこ~らをのも~うよ♪」を知っていますか?
問い:コカ・コーラのキャッチフレーズを次の中から選びなさい。
(1)スカッとさわやか
(2)おぉモ~レツ
(3)インド人もびっくり!
こんなんでどうでしょうかねぇ。
(^^)
ちなみにセカンドミール効果ですが、確かに言われてみればその通りのようですね。
逆に考えるとすると、朝食は出来る限り糖質取らない方が良い、という考え方になりますね。
しかし、えりのすけさんの朝食が最も上がりにくい、というのは、どういう状況なんでしょうか。
暁現象が起きていないのであれば、平常時の基礎分泌がしっかりしていて抵抗性も少ない、ということになるのでしょうか。
なかなか人の身体は興味深いですね。
毎日測定しているわけではありませんが、ちょくちょく就寝直前と翌朝起床時に測ると、ほぼ同じか、起床時刻が早めだと朝の方が低いぐらいなので、暁現象は生じていないと思います。
因みに、私同様「ファーストミール効果」タイプ(仮称)の方のブログを以前見つけたことがあり、その方は、朝食は前日の夕食からの間隔が開くので、その分膵臓が休まって元気になるからでは?との仮説を立て、それならば、と、三食の間隔を全て8時間にして実験なさったのですが、それでもやはり朝食時が最も血糖値上昇が少ないという結果だったそうです。不思議ですねえ。
また、血糖値の季節変動に関しても、多くの方は冬高夏低だけど、その逆の方も少なからずおられるようです。
えりのすけさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
なるほど、セカンドミール効果についてはなんとなく聞いてはいたのですが、そもそも糖質制限して血糖値上げないことがメインなのであまり勉強していませんでした。
ありがとうございました。
ちょっと勉強してみます。
ファーストミールの血糖値上昇がセカンドミールよりも少ない、という点においてはなかなか難しいと思いますが、そもそもセカンドミール効果についても確固たる科学的なエビデンスがあるわけでもないようなので、どちらも謎な部分は多いと思います。
糖質制限にしても、必ずしも適応とならない人(腎機能障害や肝機能障害の無い人で、です)もいるのを考えると、有為な個人差と考えても良いのでは、と思います。
えりのすけさんとそのブログの方は、そうなると夕食後14時間以上経過した際に糖負荷をすると、通常は有意に高くなるのですが、逆にあまり高くならない、という推測が成り立つと思うのですが、実際はどうなんでしょうか。
あ、試してほしいと言う意味ではありませんので;^_^A
人の身体は本当に不思議なものですね。
今日もたがしゅう先生のブログのオートファジーの話と必須アミノ酸の話に感心し、えりのすけさんのセカンドミール効果にも興味を持ちました。
まだまだたくさん勉強することがありますね。
人生、いくらでもやる事がありそうです。