FreeStyleリブレのPC用アプリでは、いろいろなグラフ情報を作成してみることができます。
その中でも「アンビュラトリーグルコースプロファイル」と呼ばれるグラフ。
このアンビュラトリーグルコースプロファイルは、データを一定の限られた期間ごとに平均値をとってその上下の変動幅を一定範囲ごとに色分けして表示してくれます。
例えば上のグラフでは約3週間分のデータから1日のパターンとしてプロファイルが作成されていて、これを見れば1日の間でどの時間帯が高かったか、あるいは変動幅がおおきかったかが分かりやすくなります。
太い実線が平均値、濃い色の領域が平均値の上下25%〜75%の範囲で、薄い色は10%〜90%の範囲になっています。
つまり、上下のブレが激しいとこれらの色の帯が太くなり、さらに濃い色が太いと定常的に上下にぶれている、ということになります。
さらに、実線が上下に波打っている場合はほぼ毎日それだけの血糖値変動が起きていることになり、血糖コントロールの良し悪しが一目瞭然となります。
リブレでは測定時に摂取したカーボの量や飲んだり打ったりしたインスリンの量を記録できるので、それらのデータもプロファイル上に表示されるので、患者や医師が見て以後のコントロールの指針にすることができます。
こういった記録はこれまで患者自身が測定値やカーボカウント、投薬量などをいちいち記録してさらに専用ソフトウェアに入力したり自分でエクセル管理しなければならなかったのですが、それが必要なくなる、それだけでももの凄いことだと思います。
願わくば、もうちょっとセンサーの値段が安くなるといいなぁ、と思う次第。;^_^A
コメント