とある日の管理人の血糖値グラフ。
これは、FreeStyle Llibre(フリースタイルリブレ)と言う血糖測定器を使って得られる1日の血糖値変動を記したグラフです。
FreeStyle Libreについては、いくつか記事を書いてあるので、興味ある方はこちらからどうぞ。
上下激しいですねぇ。
まず、前日(グラフの0時より前)に結構お酒飲んで帰宅した後の就寝後です。
明け方6時くらいに多分50mg/dL台になってますが、その後の6時過ぎ、目が覚めた時にすぐさま測定した時には、既に80mg/dL台に上がってました。
緑や赤い丸のあるポイントは、実際に測定器でセンサーからその時の値を読み取った時です。
グラフはセンサーからの持続的な値をもとに作成されているので、スパイク値は丸められて表示されていることになります。
先日のNHKスペシャル「”血糖値スパイク”が危ない」では、まさにその「スパイク値」を問題にしていましたが、危険と判断する境界線を「140mg/dL」としていました。
ある意味上限値を低めに設定している点は評価できる、と思うのですが、やはりその根拠が示されていない点は覚えておかないとならないですね。
なぜ140mg/dLを超えるといけないのか?
今のところ、日本糖尿病学会などの資料によると「正常な人は食後1時間で140mg/dLを超えない」とありますから、恐らくこれがその根拠と思われます。
確かにその通りだと思います。
うちの奥方が実際にそうでしたから・・・(140どころか、110も超えてなかった・・・)
なので、一言くらい添えて欲しいと思った次第です(もしかして見逃していたのかもしれませんが・・・)。
さて、そこで問題になるのは、「じゃ、そうじゃない耐糖能異常や糖尿病の人たちはどうすればいいのか?」なんですが・・・
食べ方で工夫、なんて子供だましな話じゃ無理、ってのはわかってるはずです。
1回うまく行ったとしたって何度も旨くは行かず、結局、状態が少しっずつ悪化していくわけです。
そうでなければこんなに糖尿病患者が増えるはずないですよね。
そこで伝家の宝刀「投薬」になるわけです。
そして、そこでも「良くなる人」と「悪くなる人」が分かれて、結局「悪くなる人」は更に悪化して、合併症を発症していくことになります。
ただ、誰がそうなるのかは誰にもわからないので、ほとんどの医者は「人事を尽くして天命を待つ」って感じで投薬治療を勧めるわけです。
これで患者は納得できるのかどうか・・・それは、患者次第。
さてさて、「数字」の話に戻りますが。
NHKスペシャルに出演の先生方の提言は「140mg/dL以上で血糖値スパイクとする=病気」という事でした。
ま、管理人、IGTだって自分でも認識しているので確かに病気だと本人も思っています。
ただ、先にも書いた通り、番組後半で示された方法では到底防げないです。
かと言って投薬すれば防げるのかと言ったら、やはり「良くなる人」もいる中で「悪くなる人」もいるわけで、それを踏まえて糖質制限も選択肢の1つとなるはずです。
で、こちらのグラフ。
これもとある管理人の1日のグラフですが、番組に出てきた男性のように「朝食抜き」とかはしていません。
単に糖質の少ない食事をしているだけです。
因みにこの日の摂取カロリーは「1800kcal弱」。
ま、少ないと思う人もいるでしょうけど、管理人的には十分好きなように食べてます。
検査結果や医師の話を聞いて、ビビッて慌てて言われるがままに投薬や糖尿病食を受け入れてそのまま過ごしていくのか、
自分であれこれ調べてから医師の意見を受け入れたり医師と相談をしたり、あるいは管理人みたいに自己流で行ってみたり、とにかく自分で納得してから進めて行くか、
それは個々人の性格や状況で異なるでしょう。
ただ、数値やグラフに左右され右往左往するのか、それとも改めて数値やグラフを見て自分でどこに着目してどこに拘るのかを決めて過ごしていくのか。
管理人としては常に後者でありたいと思っています。
いや、時々折れたりもしますけど。;^_^A
それでも続けていくことで結果にコミット(笑)出来ると思っています。
コメント