自己血糖測定、SMBG(Self Monitoring of Blood Glucose)と言いますが、要は自分で血糖値を測ることです。
インスリン治療を行っている方なら一定の範囲で保険適用となり、測定器を借りたり、測定用チップや穿刺針を購入して使うことが出来ますが、IGTやIGF等の境界型で治療や投薬を受けてない方や、ご自分の判断で行おうとした場合は、自費購入になります。
それでも自己測定をしたい場合、何をどうやって購入すれば良いか、という問題をまず解決しないとならないですよね。
まず血糖測定器の選び方は、「自己血糖測定のススメ 血糖測定器あれこれ」でも触れましたが、検体量(穿刺の痛みや箇所に関係)やランニングコスト、後は測定器のデザインなど好みで選ぶのも良いと思います。
使い方については「自己血糖測定のススメ その2」で解説していますので、ご参考までにどうぞ。
なお、ランニングコストについてはこの後にも触れますが、安く済ます方法もあります。
購入方法はいくつかあります。
- 薬局や量販店で購入
- 通販で購入
薬局や量販店(家電量販店含む)で購入する場合は国内用の正規品になります。
値段は他の購入手段と比べると高くなりますが、サポートはそれなりに受けられると思います。
なお、測定用のチップ(毎回使い捨て)は薬局や医療機関で直接店頭まで行かないと購入出来ないので、どうしても薬局に行かないとなりません。
改正薬事法という厄介で面妖な法が出来てしまったので、どうしようもないのです・・・
が、実は国内でもインターネットで購入する方法はあります。
並行輸入品を扱っている通販があるのです。
取扱業者は殆どの場合海外拠点なのですが、全て日本語で日本円でのやり取りが出来ます。
また、クレジットカードも使えます。
さらに、国内の正規品よりは安く買えます。
だいたい1〜2割は安いですね。
「血糖測定器 並行輸入」でググるといくつか出てきます。
ちなみに「血糖測定器を並行輸入してみた・・・」云々のサイトがありますが、時々変なリンクが張ってありますからご注意ください。
管理人が見つけた並行輸入業者の販売サイトは
といったところです。
後払いOKってところが少し安心出来ますかね。
ただ、紹介しといてなんですが、あくまで並行輸入は自己責任となりますのでご注意を。
ちなみに管理人は並行輸入はしたことありますが、実際に行ったのはこの次にご紹介するパターンです。
さて、もう1つの購入方法は、個人並行輸入です。
これが実は1番安く買える方法なのですが、利用するのは通販サイトではなく、eBayという海外のオークションサイトです。
この場合、2〜6割くらい(幅があります)安く手に入りますが、ほぼ全て英語の画面が相手です(^^;;
ただ、会員登録と支払い方法さえ済ませてしまえば、あとはクリックだけで注文できますから、最初の一歩、をクリアすれば後は普通の通販と変わりないです。
また、血糖測定器や穿刺針のみ他の方法で購入し、測定チップだけ個人並行輸入する、という手もあります。
というのも、血糖測定器は1台あれば済みますし、穿刺針はお安いので並行輸入してもそんなに変わりはありません。
しかし測定チップは国内ですと最低でも80円〜150円くらいするものですので、これが半額になるとかなりの差になります。
近いうちにeBayの使い方を別の記事でご紹介しようと思います。
さて、色々な購入方法があることはご紹介した通りですが、他にも注意点があります。
測定チップには利用期限が付いている、ということです。
その利用期限を超えると、チップを測定器に差し込んでも測定出来ません。
これ、結構な落とし穴なので注意が必要です。
大量に測定チップを買っておいて後生大事に取っておいても、いざという時に使えない・・・なんてことにならないようご注意ください。
自己血糖測定をしようと思ってるけどなかなか踏み出せない方、この機会に試されてはどうでしょう?
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