自己血糖測定のススメ その2

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他の記事にいろいろと偉そうなことを書きましたが、今回は実際に自己血糖測定の手順を写真付きでご紹介しようと思います。

少し追記しました。

若干血の出ている場面はありますが(^^;、測定には絶対に必要なものなので、あらかじめご了承ください。

さて、まずは検査用のキットです。

写真 2015-08-22 8 09 19

左から穿刺器、ランセット(穿刺針)、測定器、その下にあるのが測定チップです。

測定器に測定チップを差し込んで、穿刺器にランセットをセットし、プチッと指先に刺して血液を測定チップの先に着けると血糖値を測定できます。

では実際にやってみますね。

まずはランセットを穿刺器にセットします。

写真 2015-08-22 8 10 26

穿刺器のキャップをはずしてランセットを着けました。
こんな感じ。

針はどこ?と思うかもしれませんね。

写真 2015-08-22 8 10 40

はい、見えますか?
針は安全のため蓋が被った状態になっているのです。

ランセットの蓋をはずしたら、穿刺器のキャップを着けて準備完了。

続いて測定チップを測定器に差し込みます。

写真 2015-08-22 8 11 07

測定チップはアルミの袋に入っています。
開きやすいように切り欠きが付いているので、それにそって袋を開けます。

ちなみに今写真に移っている黒い三本線のある方を差し込みます。
反対側には血液を浸すターゲットエリアと呼ばれる白い部分があります。

写真 2015-08-22 8 11 19

はい、これで準備完了です。

では、プチッといきます。

どのへんをプチッと行くかというと、

写真 2015-08-22 8 09 35

この指の腹側の赤で囲んだ部分を管理人は使っています。
刺し跡はすぐに塞がるんですが、パソコンを使う仕事なので、指の腹の左右どちらかを使っています。

なお、刺す前に石けんで手洗いするよう推奨されています。
これは消毒ではなく指に付着した糖類があると正常に計測出来ない恐れがあるからです。

消毒はよほど汚れていない限り必要ないと思います。

写真 2015-08-22 8 12 56

はい、プチッと行きました。
こんな感じ。
だいたい直径2mmくらいあれば良い、と説明書には書いてありますが、他の測定器だともっと少なくても測定可能なものもあるようです。

ちなみに写真で血液の下にある黒いポチッとしたのはホクロです^^;

これを電極のターゲットエリアに着けると、計測が始まります。

写真 2015-08-22 8 13 25

はい、終わりました。
電極の先が赤くなってますよね?
それが血液を着けた後のターゲットエリアです。

このプレシジョンエクシードはだいたい5秒で計測が完了します。

終わったらティッシュなどで指を軽く抑えて止血するのを待ちます。

10秒くらいで治まることが多いですが、多少長くかかっても気にすることはないです。

すぐ治りますから。

続いて後始末。

写真 2015-08-22 8 14 18

まずランセットに蓋を被せます。
安全のため。

写真 2015-08-22 8 14 34

使用済みのランセットと測定チップは医療用廃棄物なので、専用のボトルに入れて保管し、溜まったら薬局に持って行けば処分してくれます。

ボトルは有料ですが処分費用はかかりません。

はい、これで自己測定はおしまい。
慣れると2〜3分で出来ます。

ランセットと測定チップは使い捨てです。
1回の測定にだいたい100円前後かかります。

管理人は起床時、昼食前、昼食後1時間、昼食後2時間、夕食前、夕食後1時間、夕食後2時間、を計測しています。
が、毎日ではないです。

スーパー糖質制限しているので基本的には問題ない範囲に収まっているはずなのですが、気になる時や2〜3日に一度、上記のパターンで計測しています。

それ以外の日は起床時と夕食後2時間だけです。

コストもばかにならないですからね。

でも、これで自分の食事内容と血糖値の変化がわかれば、何を食べたらいけないのかわかりますから、外食時などでもかなり有為な糖質制限が出来ると思います。

何を食べたらどれだけ血糖があがるのか見当がつけば、薬を服用している方のリスクもかなり減ると思いますし、薬自体を減らしたり、やめることも出来ると思います。

まだ自己血糖測定器をお持ちでない方は、もう一度検討されることをお勧めします。

どんな測定器があるかは近くの薬局や医師に相談してみると良いと思いますが、ランニングコストが安いという点では、ニプロTRUEpicoが良いようです。

深沢薬局さん(札幌にあるんですが)のHPに、詳しい測定器の比較がありますので、勝手にリンク張っておきます。
(今はもう通販で買えなくなってしまったのですが、以前は深沢薬局さんからいろいろ取り寄せていました。その節はお世話になりました。m(__)m)。

※採血時の注意点

  1. 穿刺した直後の血液は使わずに一度拭き取った後の血液を使うことで、より正確な計測が出来るようです。
  2. 血液の出が悪い時に指を強くしごいたり絞ったりせず、出来るだけ自然に、せいぜい周囲を軽く押す程度にしましょう。これもより正確な計測につながるようです。
  3. 冬は特に採血が難しいので、なるべくお湯で手を洗ったりマッサージしたりしてから行いましょう。管理人は腕時計のベルトをきつく締めてしばらくしてから採血したりしてます(^^;

コメント

  1. 通酔 より:

    初めまして。自分も自己測定してるんですが、なかなか安定せず、機械の問題かなと思ってたんですが、採血時にしてはならないこと、一杯してました。汗 すんごい勉強になりました。同じ札幌住ということで、お互い頑張りましょう。

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