今朝はTVの番組を見ながら台風襲来の反省会をしてました。;^_^A
たまたま運良く被害を免れたのですが、今回の台風に対して自分たちの行動が実際に最良の選択だったのかどうかを確認する意味でも、また実際に起きた事象の原因などを知る上でも、解説者たちの話はとても参考になりました。
管理人の住む地域は、都内のいわゆる「ゼロメートル地帯」と呼ばれるところなので、堤防が決壊したり氾濫したら、場所によって程度は違えど必ず浸水することになる地域なのですが、これまでは「決壊」と「氾濫」の違いは理解していましたが、「氾濫」にも「外水氾濫」と「内水氾濫」の2種類があることは認識していませんでした。
外水氾濫は、いわゆる堤防の「決壊」や「越水」で起こる浸水に対して、内水氾濫は、主に下水道や暗渠によって地中に埋められた河川から逆流した水があふれることによって起こる浸水、とのことでした。
これまでいわゆる下町の堤防は「そもそもゼロメートル地帯だから必要以上に強固」と思っていましたが、実際、今回もかなり強固に作られていたことがわかりました。
12日の夕方〜未明にかけて、河川のあちこちに設置されたモニタリングポストのライブ映像を見ながら状況把握をしつつ、避難するかどうかを考えながらも実際に行動に移さなかった理由の1つはそこにあります。
もちろん、どこかで決壊もしくは越水がおきたとしても、今回は数日間の備えをしていたので、居住環境を考えてよほどのことがない限りは避難するつもりもなかったのですが・・・
ただ、内水氾濫については、下水や暗渠されている河川にそもそも逆流防止対策がしっかりされていてなおかつ機能していないと防ぎようがない、ということになると、これは流石に「監視もへったくれもあったもんじゃない」ということを思い知りしました。
ハザードマップにはおそらくその点も考慮されているようなので、今回の備えはハザードマップに従った備えにしてあった点は合格かな、と思いました。
ただ、実際に氾濫が起きる原因までは認識していなかったので、仮に内水氾濫が起きたとき、冷静に判断・対処が出来たかどうかはわかりません。
被害に会われた方々にはお見舞い申し上げつつ、今回の教訓をしっかり今後に活かすことをしっかり頭に叩き込んでおこうと思います。
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