FreeStyleリブレのリーダーを使い始めたので、「データ管理ソフト」もしっかり使ってみようと思い、ここ数日、リーダーをPCにつないでデータ管理をさせています。
LibreLinkを使っている間も同様にスマホ上にデータが蓄積されていったので、日別や週別のグラフなどは見れましたし、HbA1cの算出や低血糖イベントなども見られたのですが、唯一、PCの管理ソフトでしか見られないものがあります。
それがこちら。
アンビュトラリーグルコースプロファイル(AGP)
管理人のデータだけだとわかりづらいと思うので、実際に解説をしているところのリンクを貼っておきます。
AGPって何?
継続した血糖値の記録データをもとに1日(24時間)の血糖値変動をグラフ化して、プロファイリングする方法です。
HbA1cや1日数回の血糖値測定だけでは血糖コントロールの良し悪しやその質を判断することは難しく、管理する側も助言が必ずしも適切でない場合が多くなります。
CGMを利用している場合はAGPも可能なので恐らく導入されている糖尿病医も多いと思いますが、CGMそのものを利用している2型の方はまずいらっしゃらないかと。
AGPを使うと何が良いのか
最初にリンク貼ったページに書かれていますが、主に、
- 高血糖や低血糖のイベントがどの時間に起きやすいか
- どれだけ血糖値が安定しているか
- 血糖値の変動幅を大きいかどうか
といったところです。
毎日、どの時間帯に低血糖が起きやすいか、高血糖が起きているのか。
血糖値の変動幅がどれだけあるのか。
血糖値は安定しているのか、そうでないのか。
よく江部先生が「HbA1cの質」というような言葉を使ってらっしゃいますが、このAGPのグラフはその「質」を知る1つの手掛かりになると思います。
FreeStyleリブレはいつでも好きな時に穿刺無しで血糖値が測れる、といったメリットだけでなく、自身の血糖コントロールの良し悪しの目安のわかるツールでもあるわけです。
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