血糖値のコントロールは糖尿病患者にとって重要です。
また、境界型やIGT/IFGの方にとっても、将来にわたる糖尿病やその合併症を予防する上で、血糖値のコントロールが重要なのは自明の理です。
と、言葉で言うのは簡単ですが、実践するにはなかなかに難しかったり面倒くさかったりします。
特に食べたいものを制限しなきゃならなかったり、薬を飲んだし運動したり・・・人それぞれ、得手不得手好き嫌い承知不承知いろいろあります。
なので、やはり自分に合った手法手段方法を身につけて、実践継続すべきだと思います。
誰かがやって上手く行ったとしても、それが自分で実際に上手く出来るかどうかは、やってみなきゃわからない。
その通りです。
だからこそやってみるべき、と思えるものを見つけて、やってみれば良いのです。
やらなきゃやらないで、5年後10年後15年後20年後の自分に跳ね返ってきます。
神経障害、網膜症、腎症、壊疽、脳血管障害、心疾患・・・
境界型の人で、これらを意識している人ってどれだけいるでしょうか?
ただ、血糖値コントロールをいざしようと思っても、どこからどうやって何をしたらいいか、わからないままほったらかしになる場合もあるでしょう。
もしそうなっているのであれば、今一度、医師と相談すべきです。
最低限、何かしら指導はしてくれると思います。
それが自分に合うか合わないかはわかりませんが・・・
その上で、自分に合わないのであれば、そこを足がかりに探す事も出来ると思います。
カロリー制限、運動療法、糖質制限、MEC食、サプリメント、医薬品などなど、探せばいろいろ出てきます。
合わせ技もできます。
血糖値が高い理由にも注目すべきでしょう。
太り過ぎであればまずほとんどはインスリン抵抗性が高くなっているための高血糖ですから、痩せればある程度解決出来ます。
痩せる手段はいろいろあります。
ライザップでもいいですし、自分でジムに通うも良し、ランニングやウォーキングするもよし、カロリー気にするも良し、思い切って糖質セイゲニストになるもよし。
何れにしても、目的が達成出来れば良いわけで、そのためには続けられないと達成出来ないわけです。
BMIが25以下で太っていないのに血糖値が高い場合は、インスリン抵抗性とは別の原因があるかもしれません。
血液検査や75g OGTTを試してみて、診断してもらうべきでしょう。
それによって投薬になったり、場合によっては入院指導もあるかもしれません。
自分で自己血糖測定器を使って管理する事も出来ます。
それが自分に合っていて続けられ、また効果が見込めるならば、ですが。
ただ、測って数値を確認するだけでは管理出来ませんから、何らかの食事コントロールや運動コントロールが必要になると思います。
自分に合って続けられる血糖値コントロールを見つけて健康維持。
最終的な目的はそこです。
そこにたどり着くには、いろいろなルートがあると思いますが、1つだけでいいので、そのルートを見つけられたら良いですね。
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