糖質制限を始めて、毎日毎食エクセル使って食べた物を記録しています。
にスクリーンショットを載せてますが、管理人の摂取カロリーは、最初こそ上下してましたが、最近はだいたい1400〜1600カロリーの間に納まってます。
さて、厚労省の
によると、エネルギーに対する各論で紹介されている「推定式に基礎代謝を用いない方法」の1つに、二重標識法によって得られたエネルギー消費量を基に開発された推定式としてアメ リカ・カナダの食事摂取基準で紹介されている計算式が記載されています。
※以下、ここに記載する表や引用は、全て「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書」からの抜粋です。
2 歳未満 | TEE=89×H-100 |
3~18 歳の男児 | TEE=88.5-61.9×A+PAL×(26.7×W+903×H) |
3~18 歳の女児 | TEE=153.3-30.8×A+PAL×(10.0×W+934×H) |
19 歳以上の男性 | TEE=662-9.53×A+PAL×(15.9×W+540×H) |
19 歳以上の女性 | TEE=354-6.91×A+PAL×(9.36×W+726×H) |
ここで、TEE:推定したいエネルギー必要量、A:年齢(歳)、PAL:身体活動レベル(表 4 による分 類を用いる)、W:体重(kg)、H:身長(m)。
数値がどうもマイナスになるのは無視するとして、PALは最小で1、最大で2.5まであって、活動レベルに寄って数値を変えないとならないため、厚労省では
この式は、19 歳以上では BMI が 18.5 kg/m2 以上かつ 25.0 kg/m2 以下に、18 歳以下では身長に 対する体重の分布がアメリカ人集団の 5 パーセンタイル以上かつ 85 パーセンタイル以下の者の測 定結果のみを用いて作成されているため、日本人への利用可能性も高いものと考えられる。しか し、具体的な利用可能性は不明である。また、この式でも身体活動レベルの係数を正しく選択する ことは難しいと考えられる。
と言ってます。
ま、否定的ですね。
ちなみにPALの一覧はこちら。
非活動的 | 活動的(低い) | 活動的(ふつう) | 活動的(高い) | |
PAL 代表値(範囲) |
1.25 (1.0~1.39) |
1.5 (1.4~1.59) |
1.75 (1.6~1.89 |
2.2 (1.9~2.5 |
男児 | 1.00 | 1.13 | 1.26 | 1.42 |
女児 | 1.00 | 1.16 | 1.31 | 1.56 |
成人男性 | 1.00 | 1.11 | 1.25 | 1.27 |
成人女性 | 1.00 | 1.12 | 1.48 | 1.45 |
これで計算した場合、管理人だとPAL=1.0なので、TEEは1600になりました(実際はマイナス値ですが)。
上、訂正です。おそらく活動的(低い)に該当するはずなので、低くても1.4ですから、4割増の2240になります。しかし、表の下の数値はなんなんでしょうね・・・わかったら訂正します。
では厚労省はどんな計算式を用いて推定エネルギー必要量を計算したかと言うと、
体重が不変で体組成に変化がなければ、エネルギー摂取量はエネルギー消費量に等しく、総エネ ルギー消費量は二重標識水法で評価が可能である。これに対し、前述のように、種々の食事アセス メントは、日間変動による偶然誤差のほか、系統誤差として一般に過小申告の影響を受ける。した ─65─ がって、推定エネルギー必要量は、食事アセスメントから得られるエネルギー摂取量を用いず、総 エネルギー消費量の推定値から求める。
成人(妊婦、授乳婦を除く)では、推定エネルギー必要量を以下の方法で算出した。 推定エネルギー必要量=基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)×参照体重(kg)×身体活動レベル また、小児、乳児、及び妊婦、授乳婦では、これに成長や妊娠継続、授乳に必要なエネルギー量 を付加量として加える。 性・年齢階級・身体活動レベル別に推定エネルギー必要量を参考表のように算定した。以下、 算定に用いた因子について順に述べる。
ということで、参考体重における基礎代謝量の表が以下の物になります。
性別 | 男性 | 女性 | ||||
年齢(歳) | 基礎代謝基準値 (kcal/kg 体重/日) |
参照体重 (kg) |
基礎代謝量 (kcal/日) |
基礎代謝基準値 (kcal/kg 体重/日) |
参照体重 (kg) |
基礎代謝量 (kcal/日) |
1~2 | 61.0 | 11.5 | 700 | 59.7 | 11.0 | 660 |
3~5 | 54.8 | 16.5 | 900 | 52.2 | 16.1 | 840 |
6~7 | 44.3 | 22.2 | 980 | 41.9 | 21.9 | 920 |
8~9 | 40.8 | 28.0 | 1,140 | 38.3 | 27.4 | 1,050 |
10~11 | 37.4 | 35.6 | 1,330 | 34.8 | 36.3 | 1,260 |
12~14 | 31.0 | 49.0 | 1,520 | 29.6 | 47.5 | 1,410 |
15~17 | 27.0 | 59.7 | 1,610 | 25.3 | 51.9 | 1,310 |
18~29 | 24.0 | 63.2 | 1,520 | 22.1 | 50.0 | 1,110 |
30~49 | 22.3 | 68.5 | 1,530 | 21.7 | 53.1 | 1,150 |
50~69 | 21.5 | 65.3 | 1,400 | 20.7 | 53.0 | 1,100 |
70 以上 | 21.5 | 60.0 | 1,290 | 20.7 | 49.5 | 1,020 |
身体活動レベル(PAL)に関しては、低い(Ⅰ)、ふつう(Ⅱ)、高い(Ⅲ)とあって、それぞれ1.5、1.75、2.0となっています。
で、最終的に厚労省の計算では、管理人の場合はなんと、2,100kcalだそうです。面倒なので表は転記しませんので、ご自分のを確認したい方は上に貼ったリンクからご覧ください。
いや、今そんなに食べれないですから・・・
ほんと、毎食お腹いっぱい食べても行けるかどうか・・・だいぶ間食しないといけませんね。
でもそんなに間食したいと言う気にもならないんです。
ということは、結局糖質制限することで摂取カロリーが落ちていて、結果的にカロリー制限にもなっている、という事になります。
ただし「ストレスが少ない」という点が大きいです。実際、殆どストレスないですよ。食べたくない物を勧められない限りは (^^;
でも逆に考えると、厚労省のこの推定エネルギー必要量って、糖質摂取者のためのもののように思います。
どういう意味か?
は、また別の記事で書いてみますね。
コメント