献血で血液検査

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献血と聞くと良く駅前でバスが来ていて、バスの中で椅子に座って順番待ちしてからベッドに横になって採血、終わったら紙パックのオレンジジュースをもらって献血カードにハンコ押してもらって帰る・・・

 

というのはもう昭和時代の古い記憶です。

;^_^A

 

今年1月にン十年ぶりに献血をしてきた際の東京渋谷の献血ルームはなんだかものすごくモダンでとても献血する場所には見えませんでした。

kenketsu

受付を済ませると、血圧測定とフリードリンクを勧められます。

その後、順番が来ると声をかけられて、問診からスタート。

本採血の前に事前採決があって、そこで簡易検査を受けて貧血など以上が無ければ本採血になります。

 

 

献血後は一応しばらく安静にしてから帰るよう促されますが、そのまま帰る方もいらっしゃいます。

もちろん、フリードリンクを頂きながらゆっくりリラックスするもよし。

 

漫画や新聞、雑誌などが置いてあって、椅子もわりとゆったりしていて居心地良いです。

採血後にはスプーンが1個もらえるので、レディボーデンのアイスクリーム(ミニカップ)も頂けるんですが、さすがにそれには手を出しませんでした。;^_^A

 

あ、本題です。

 

献血すると血液検査を行ってもらえます。

現在の検査項目は15項目からなりますが、そのうち、生化学検査してもらえるものは以下の7つ。

  • ALT(GPT)
  • γ-GTP
  • TP(総タンパク)
  • ALB(アルブミン)
  • A/G(アルブミン:グロブリン比)
  • CHOL(コレステロール)
  • GA(グリコアルブミン)

GAは2週間程度の血糖値の平均値として糖尿病の指標にも利用されている値で、一般的な検診や内科の血液検査では調べてもらう事がほとんどありません。

数値としては16.5%未満が標準値ですが、15.6%以上の場合は注意が必要、とのことです。

 

このGA値をHbA1cで割った値が3を大きく超えた場合、HbA1cが良好であっても食後高血糖が起きている可能性が大きいと思われます。

そのため、空腹時血糖値やHbA1cと合わせて、血糖コントロールの指標として有用な検査項目だと思います。

 

ま、献血をしよう、なんて軽々しく言うのもなんですが、赤十字も「糖尿病予防に」と言ってくれてるんですから、利用可能であれば利用しない手はない、と思ってます。

無料で検査していただけるわけですし。

 

ちなみに男性は12週に1回、女性は16週に1回、献血をすることが可能です(全血400mlの場合、200mlなら4週間後)。

 

カフェ感覚で献血ってのも、たまには良い?

 

 

コメント

  1. Kilroy より:

    ほえー、最近はサービス?も良くなっているんですね。
    今度行ってみようっと。

    • 管理人 管理人 より:

      Kilroyさん、こんにちは~~
      コメントありがとうございます~

      そうなんです、GA値の測定が2009年から導入された模様です。
      代わりにAST(GPT)が無くなったようです。

      最近はインターネットでも見れるようになってるので、管理人としては社会貢献もちょっぴりできるので、嬉し限り。

  2. あまり~じゅ より:

    こんばんは~。
    献血、行ってみようと思っては躊躇してるうちに糖尿病が発覚してしまったので、行ってませんでした(^^;
    どうも、合併症になってしまった場合はだめなようで、私はもう一生献血できないようです。(T-T)
    GA知りたかったんですけれどもねぇ・・・。残念。

    • 管理人 管理人 より:

      あまり〜じゅさん、こんにちは
      コメントありがとうございます

      確かに、合併症が少しでもあると、献血は出来なくなりますね。

      GAは一応保険適用で測定してくれるんですが、hba1cと同時には出来ないとの事です。

      ただ、医師によってはその辺よくわからない方もいるようで、対応はまちまちですね。

      早く通常の健診でも検査してくれないかなぁと思います。
      両方あったほうがより正確に状況把握できますからね。

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