昨日のNHKスペシャル「”血糖値スパイク”が危ない」、見ました。
正直言ってツッコミ足りないなぁ、というのが感想。
でも、まだ国内で販売されていないFreeStyle Libreをああやっておおっぴらに使いまくってるところを見ると、結構話は進んでるのかな、と思ったりも。
実際、いくつもの大学病院の医師がコメンテーターで並んでいて、治験者集めて装着させて実際に測定グラフ出してあーだこーだ話してたので、少なくとも医療関係者の一部は既知の製品ってことなんだな、と。
はよ国内販売してくれぃ。
結局、血糖値スパイクが動脈硬化始めいろいろな疾病に関わってる、ってことはある程度伝わってるかもしれませんが、そこから先の予防策に関しては、これまでにもあるような至極一般的な内容だったので、糖質セイゲニストにとっては肩透かし食らったようなものだったかもしれません。
ですが、それまで取り上げられなかった事柄や、あまり知られていなかった事実が、こうやって少しづつ広まっていくことには、意義のあることだったと思います。
これで少しでも自分の健康に気を配り始める人が増えるなら、それでいいのかな、と思ってます。
今日も1日ごちそうさまでした。
コメント
せっかく日本にいるのに、見られなかったんです。
出かけてて…
録画も忘れてしまって;
こうして、セイゲニストさんやぷーかぷかサンの報告や感想を待ってました。
他力本願(~o~)
たいした内容ではなかったとのこと…
何も知らない人たちにとっては新たな知識になるとしても、この病気を持ってて日々試行錯誤してる人間にとっては、今更…みたいな?
そんな感じだったのでしょうか?
コストの問題で、私は今のところソレを使用することが出来ません。
いや、出来るんだけど、今の値段ではちょっと…
せめて半額ぐらいに落ちてきてくれるといいんですけどね~;
いつになることやら。
そらさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
お帰りなさい!!
内容的には前半が”血糖値スパイク”なるものは一体どういうもので、どう体に影響しているのか、なぜ起きるのか(と言っても深堀はせず、食事をすると起こるとだけあります)の解説、後半は、どうやって防ぐのか、といった一般的な話でした。
他の方々も書かれてますが、ほとんど「糖質」とか「炭水化物」といった言葉は使用せず、終始無難なトークで進んでました。
特に、「なぜ血糖値スパイクが起きる人とそうでない人がいるのか」とか「なぜ血糖値スパイクが起きるのか」についてはまったく説明はなかったように思います。
これは、他のコメントでえりのすけさんが書かれているように、医師の立場と利害関係がはっきり反映されているのだな、と、コメントもらって気づいたしだいです。
なので、もしかしたらLibreは近いうちに国内販売がされるようになるのかもしれませんね。
ただ、保険適用になったとしても、今の血統測定器や測定チップが保険適用を受けるには投薬治療を受けていないとならないように、同じ条件になるのだろうと、容易に想像はつきます。
そういった意味でも、結局今回の番組は、われわれ糖質セイゲニストからしたら、まったくの期待はずれ、という評価になるのだろうと思います。
この番組、私も「グルコーススパイクの害がこうして公然と語られるようになってきたのか」と興味深く見ていましたが、後半の対策の部分には心底失望しました。
食後高血糖を抑えるためには、まず糖質摂取を少しでも減らしてみましょう、から始めるのがスジなのに、それをすっ飛ばして「食べる順番」!?出演しておられた河盛先生は糖質制限反対派として有名ですが、先生が糖質摂取を減らすことに問題があるとお考えなら、そのことをはっきり説明なさった上で、だから食べ順で対処しましょう、というのならまだ理解できますが。その一方で、出演の別のお医者様方は、視聴者からの質問に対し、酒席の後のシメのラーメンや食後のデザートには否定的なお答えだったのが笑えました。「順番」で解決できるのなら、それらはOKのはずですよね?
河盛先生は製薬会社との関係の深さでも有名ですから、先生周辺の本当の狙いは、グルコーススパイクを一人前の病気として位置付け(番組の前半部分でまさにそういうコメントがありました)、糖尿病治療薬の保険適応範囲を広げることなんじゃないかと勘ぐってしまいました。そう勘ぐられたくないのなら、NHKはもっと誠実でフェアな番組作りをすべきだったと思います。
えりのすけさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
さすが良く見てらっしゃる。
勉強になります。
仰るとおり、結果的に、新しい糖尿病関連商品の紹介だけにとどまったような気もします。
これなら「血糖値調べなきゃ」となるので、そういった関連商品が売れますし、場合によっては「血糖値スパイク」があるから病気だ、となって、血糖値モニタリングから始まって投薬に移っていくというケースも増えるのだろうと思います。
河盛医師のことは正直よく存じ上げてないのですが、世の中、利権のしがらみをよしとしない人は少ないので、おそらくはえりのすけさんのお考えのとおりだと思います。
その上で、こうして「血糖値スパイク」というものを「病気」と取り上げたことは、ある意味彼らの目論見もあるのでしょうが、必ずしも世の中、思ったとおりに行かないケースもありますから、ここはしばらく成り行きを見させてもらおうと思ってます。
いずれにしても「血糖値を測る」と言うことが「あたりまえ」になってくれば、これまで以上に「血糖値」が注目を浴びることになるわけで、そうなった時に血糖値にまつわるいろいろな事象に対して「何故」という話がおおっぴらにあちこちで論じられるようになれば、また方向性や話が変わってくるのかな、と思ってる次第です。