LibreLink対応端末の確認方法 Android端末でLibreを使ってみる(5)

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これまで、Freestyle LibreのリーダーをAndroid端末でまかなうための公式アプリケーション、LibreLinkのダウンロードや導入記事を書いてきましたが、少しまとめてみたいと思います。

librellink

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LibreLinkとは

LibreLinkは、スマートフォンにインストールして、Freestyle Libreのリーダー本体の代わりにするためのソフトウェアです。

これはオフィシャル(公式)なもので、しかも無料で利用できます。

ただし、対応端末や条件などをクリアしないと、実際に使う事は出来ません。

 

 

対応しているOSと端末

  • OS
    Android OS 4.0以上
  • 端末
    上記OSが入っているスマートフォン
    NFC(次の項目を参照)搭載のこと

なお、上記を満たしていても、センサーの値を読み取れない場合もあります。

そして最もハードルが高い条件の1つに、「LibreLinkがダウンロード・利用できる国に制限がある」こと、です。

 

ところで、NFCって何?

NFCは、Near Field Communicationの略語で、近距離無線通信の機能を指します。

この機能を使って様々な商品が開発されていますが、一番身近なものに、「Suica」や「Pasmo」、「おサイフケータイ」などがあります。

 

ですが、ここで注意すべきは、「Libreのセンサーを読み取れるNFCを搭載した端末」は、国内製のものには少ない、という事です。

何故かはここでは言及しませんが、NFCの国際規格がいくつかあって、それぞれ異なる方式のため、搭載しているNFC機器やソフトウェアによって制限があるためです。

 

対応端末の見極め方法

では実際に、見知ったスマートフォンがLibreのセンサーを実際に読めるかどうか、どう見極めたら良いでしょうか?

実は管理人もここで四苦八苦した経緯があります。

と言うのも、実際にセンサーに端末をかざしてみて初めて「読める」かどかがわかるためです。

 

実際に試すしかない

そのため、他人の利用レポートが書かれているブログを検索するか、実際に実機を持ってセンサーに近づけて、反応を見るしかありません。

 

ですので、既にセンサーをお持ちの方は、スマートフォンの電源が入った状態で、NFC(またはおサイフケータイ)の設定を確認の上、センサーに端末を近づけてその反応を確認することで、LibreLinkがセンサーを読み取れるかどうか、判断出来ると思います。

 

NFCと言っても・・・

なお、NFCやおサイフケータイの設定にはいくつか種類があって、「NFC」と書かれていたり、「おサイフケータイ」と書かれていたりします。

また、「P2P云々・・・」といったチェックボックスがあったりして、それが「オン」出ないと使えない、という事もあります。

(ただ、それをオンにすると、他のおサイフケータイが使えなくなる、という不具合のある端末もあるそうです。)

 

かざしてみて反応があるかどうか

端末のNFCが利用可能な状態であれば、特別なアプリケーション無しでも、センサーに端末のNFCアンテナ(通常はおサイフケータイマークが付いてるところですが、NFCしか搭載していない機種では何もマークがないので、端末の裏をずらしながら)を当てると、音が鳴るか、バイブレーターが動作します。

ただし、一部タブレットにはバイブレーション機能が無いため、音量を0よりも大きくしておく必要があります。

 

NFCアンテナ部分をセンサーにかざして、何かしら反応があるなら、その端末でセンサーの値をLibreLinkで読める可能性大です。

逆に、何も反応が無かったら、たとえおサイフケータイ対応であっても、LlibreLinkでセンサーの値を読むことは出来ません。

 

お手持ちの端末がもし、運よくこの条件に合致するなら、LibreLlinkを使う事が恐らくできるでしょう。

 

更に確実な調べ方

なお、既にLibreセンサーを身に着けている方で、リーダーからスマートフォンに切り替えたい、という「稀有」な方は、次に紹介する「Glimp」というアプリを使えば、実際にLibreLinkで使えるかどうか、確実に調べる事が出来ます。

 

また、これからスマートフォンを用意する方は、まず、端末の電源を入れて、NFCの設定をオンにして上で、上記動作をして確認する必要があります。

 

ただし、量販店に行って、1台1台端末の電源入れてNFCオンにして、センサーにかざしてみる・・・って、なかすっごく怪しまれそうなのでやめておきましょう。;^_^A

 

 

Glimpとは

Glimpも、実はLibreのセンサーを読み取って、LibreLink同様、記録やグラフ化をしてくれるアプリです。

glimp

有難いことに、このアプリは利用制限がありません。

ただ、アンオフィシャル(Abbott非公式)なアプリ(と言っても、きちんと正規の手続きに基づいてGoogle Playストアにリリースされているものです)なので、LibreLinkのとは異なり、キャリブレーションされない生データのまま記録されます。

そのため、血糖測定器で測定した値を別途入力してキャリブレーションさせる、という事が必要です。

 

Glimpでセンサーの値が読み取れるなら、LibreLinkでも読み取れるはずなので、まずはこのアプリをインストールして、センサーの値を読み取ってみることで、動作確認が出来ます。

 

鶏が先か、卵が先か・・・

ここまで来て、はたと気づきました。

 

動作確認を確実にするためにはセンサーが「読み取れる状態」になっていないとならない。

でも、センサーを腕にセットして後で、手持ちの端末で読み取れないとわかったら困る・・・

 

困りましたね。;^_^A

 

ここはやはり、「かざしてみて反応を見る」ことで、利用に踏み切るしかありません。

かく言う管理人も、実際にかざしてみて「使えるかどうか」判断できると言う事に気づくまでに、会社の端末数台にGlimp入れて試してましたし・・・;^_^A

 

もう一つのハードル、「国の壁」

LibreLinkは最初の方に書いた通り、「販売国でしか利用できない」という制限があります。

つまり、日本にいるとアプリのダウンロードやインストールが出来ない、という事になります。

 

 

 

この点についてはLibreLink導入まとめで紹介したサイトでダウンロードが出来ます。

ただ、安全かどうかはご自身で判断してください。

ここまで紹介しておいてなんですが、管理人は保証できかねますので・・・

あくまで、個人の判断、でお願いします。

 

最後に

まだ説明しきれていない部分や足りない部分があると思いますが、一通り、対応端末の確認方法と、アプリの動作確認、ダウンロード・インストールに関してまとめてみました。

 

他にも使っていて気づいた点など、また別のまとめ記事を作ってみたいと思います。

 

 

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