グラフで見る反応性低血糖

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反応性低血糖(機能性低血糖とも言います)は、食後5時間ほどの間で、血糖値が高血糖から低血糖にまで至る症状のことを言います。

 

正常な人であれば食後血糖値はそう上がらずに済み、なおかつ食後2時間で概ね元の血糖値(100mg/dL前後)に戻って安定します。

 

糖尿病の人の場合は色々なパターンがありますが、少なからず食後高血糖となる人は多いです。

 

そして食後2時間でもまだ血糖値が下がり切らず、さらに1~2時間後に下がっては来たものの、そこからさらに下がって低血糖(だいたい70~80mg/dL未満)に陥ってしまう場合、反応性低血糖と診断されます。

 

夕方以降に、「急にお腹が減ってちょっと震えた」とか、「お腹空きすぎていてもたってもいられなくなった」とか言う経験、ありませんか?

 

もしかすると、それが実は反応性低血糖の症状だったりします。

 

その血糖値の変化をグラフで見るとこんな感じです。

 

これは実際に管理人の反応性低血糖症状が出た際の、FreeStyleリブレの日内グラフの一部です。

 

 

食事の記録を忘れたのでマークは出ていませんが、14時半過ぎ頃に糖質70gほどを食事として摂りました(とんこつラーメン1杯)。

 

その後、ピークはほぼ1時間後(217mg/dLほど)、食後2時間では下がらずに190mg/dLまで、食後3時間でも158mg/dL、食後4時間(18時半)でようやく125mg/dLまで下がってきました。

 

食前の血糖値は107~112mg/dLだったので、それでも下がり切っていません。

 

そして、19時過ぎたあたりから「ん?」と違和感を感じるようになってきました。

 

そして、19時20分頃に81mg/dL、19時45分頃には71mg/dLまで下がってます。

 

その後急激に戻ったのは、実はm&mのピーナッツチョコを食べたせいです。;^_^A

 

予想は出来ていたことなので・・・

 

と言うのも、以前、サラシア茶を手に入れた直後に、昼食時(その時は1時過ぎ)カップ麺食べて測定した際(その時はサラシア茶の量とタイミングが合わず、血糖値を抑える事に失敗)、同様に夕方頃に低血糖になったことがあったためです。

 

反応性低血糖が起きる仕組みは人によって異なりますが、管理人の場合は、

  1. 追加インスリンの出るのが遅い(いわゆる第2相の出が悪い)
  2. 量はそこそこ、あるいはしっかり出ている

と言う状態かな、と思っています。

 

そのため、遅れた分、インスリンの効きも遅れてしまい、肝臓は既に糖新生を通常通りに戻しているのに、インスリンが基礎分泌以上に出続けているため、低血糖になっていく、という仕組み。

 

例えばこれが、第2相も少ないのであれば、だらだらと血糖値が高いまま維持されるはずですし、第2相がタイミングよくしっかり出ていれば、少なくとも食後2時間でもっと下がっていていいはずです。

 

今回はたまたまそういうタイミングがあったので、グラフに残ってくれましたが、こういう記録はリブレでないとなかなか見れません。

 

便利なものが出来たもんだ、と思ってます。

 

 

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